ルーテル教会は、プロテスタントのキリスト教会です。

１６世紀、ドイツ人、マルティン・ルターによる宗教改革によって、ルーテル教会が誕生いたしました。その信仰の特色は、「聖書のみ、恵みのみ、信仰のみ」にあります。

「聖書のみ」とは、聖書が唯一の救いと信仰の基盤であること、

「恵みのみ」とは、人はただ一方的な神様の憐みにより、人間の努力によらず無償で救われること、

「信仰のみ」とは、イエス・キリストの十字架による罪の赦しと救いを、ただただ信じる信仰によって頂ける、ことです。

ルターは、教会音楽にも力を注ぎましたが、世に知られたルーテル教会の音楽家としては、ヨハン・セバスティアン・バッハ（１６８５～１７５０）がいます。

ルーテル教会の信徒は、全世界に広がり、信徒数は約７千万人です。

日本では３００近い数のルーテル教会があり、教会での礼拝の他に、幼稚園、学校、老人ホームなどの運営を行っております。

津山福音ルーテル教会は、西日本福音ルーテル教会に所属する教会です。１９５３年にノルウェーの宣教団体によって現在の会堂が建てられました。１９５５年には、津山ルーテル幼稚園を開園し地域の幼児教育に貢献してきましたが、児童の減少により１９９５年に閉園しました。

津山福音ルーテル教会が所属する西日本福音ルーテル教会は、近畿・中国・四国を中心に教会があり、ラジオ放送「心に光を」、神戸ルーテル神学校、神戸ルーテル聖書学院、蒜山バイブルキャンプ場を運営しています。